[アプリケーション] apt4rpm: debianのアップデート管理がrpmでも
05/24/2002 15:23 (投稿者：たかの)

debianな人にはおなじみのaptらしいのですが、こちとらrpm止まりなもんで、ちょっとだけ困ってた。Kondaraな人たちにはmphというものがあるらしいけど、Kondaraでしか使えないのもちょっとねぇ。 というわけで、apt for rpmなのです。じっくり書きたいところだけど、やること目白押しでとても無理っぽいので、とりあえず存在だけでも紹介。

手っ取り早く、まずは触ってみたいという人は、バイナリのaptパッケージを拾ってきて、 # rpm -Uvh apt-0.3.19cnc55-fr8.src.rpm と、まずインストール。つづけて、 # apt-get update で、とりあえず管理情報を拾ってこれるハズ。 fetch先を切替えたい場合は、/etc/apt/sources.listをイジるとよいでしょう。

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• Re: apt4rpm: debianのアップデート管理がrpmでも
  05/27/2002 01:11 (投稿者：yasusii)
  

  Red Hat系Linuxの世界にapt-getだけ持ってきても、あんまり意味ないなと思います。dpkgとrpmの優劣どうのこうのじゃなくて、管理ポリシーとか、パッケージというものに対する考え方がDebianとRed Hat系では大きく違いますから。 早い話、apt-getの便利さは、あのDebianのガチガチの管理があってこそ役立つものですよ。一方のrpmは「とりあえず、インストールしたファイルが管理だけできて、おおまかなライブラリのチェックだけできればオッケー」というアバウトな世界です。そのテキトーさゆえに、rpmの方が広く使われているのだと思う。最近はRed Hatにもup2dateがあるし。

  
  
• Re: aptは同じ道行く仲間のためのツール
  05/27/2002 01:58 (投稿者：たかの)
  

  ] 早い話、apt-getの便利さは、あのDebianのガチガチの管理があってこそ役立つものですよ。 いや、私はそうは思ってないんです。というのは、debianをdebianとしてforkするのって、むちゃくちゃしんどいじゃないですか。 apt4rpmを採用しているfreshrpmsも、とりあえず最初はRedHat本家からforkした「RedHat補完計画」なわけです。本家がちゃんと追いついてきたら、（たぶん）自分とこのは捨てて本家に追従するだろうなと。 私なんぞはrpm --rebuildで手入れするようになって結構経つんですが（2〜3年くらい？）、やっぱりブロックになる存在というかポイントというかがいくつかあって（glibcを起点にして、opensslとかgnome-libsとかlibpngとか）、そこから独断で枝わけちゃうと、えらく遠い旅のはじまりになっちゃう。 ところが、apt-get的なforkって、同じ道中をいく仲間ができるんです。 これってすごい魅力的なことだと思ってます。