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[サービス] 必 死 だ な
05/11/2007 23:31 (投稿者:たかの)

止せばいいのに諸処あって、このクソ忙しい中、新規に実験サイトを立ち上げた。
予期せぬアクシデントにも見舞われつつ、なんとか実験開始までこぎつけたのはいいんだけど、覚悟していたより遙かに展開乏しい。
実験としては、まだまだ初期段階なので、これくらいでも十分。
でもそれ以前に、新規にサイト立ち上げる人は、こんな寂しい想いからスタートしてんの?!と、ある意味絶句。
…いやすいません、僕も最初の最初はそうだったこと、既にすっかり忘れてます。

そんな中、一組だけ元気なグループがいる。
実験テーマのひとつとして、クロウラー(Crawler: 検索エンジンが実施する、コンテンツ収集ロボット)の誘導を据えているのだけど、これが予想以上によく訪れてくださるんですわ。

過去のstatsから、最近のMSNの必死ぶりは想像できた。
というか、ちゃんと集計してないけど、先月のトラフィックの半分はMSN関係じゃないのか?
ところが新サイトにおいては、YahooもGoogleも似たようなモン。
毎日ものすごい勢いでロボットやってくるのですよ。
携帯向けの殺風景なサイトで、広告が皆無というのもポイントなのか?

冒頭の言葉。
思わず呟きたくもなります。

たしか山本一郎(切込隊長)氏あたりも言っていたと思うのだけど。
いわゆる検索エンジンが焼け太りしてきたのは、世界中のお人好しが、タダでコンテンツを提供し、彼らに利益をもたらし続けたからだ、という話がありました。
で、さすがに個人も含めたコンテンツ提供者の多くは、この不毛な状況に気づいたか、あるいは持ち玉を全て出し尽くしてしまって、新たなネタを提供できなくなっているんジャマイカ。
で、各社クロウラーが涙目になりながら新コンテンツを探していると。

ですがよ、そりゃ甘いと思うなぁ。
こんにちのインターネット環境において、情報がものすごい勢いで伝播することを、我々は既に学習してしまった。
本当に価値のある情報、とくに陳腐化の恐れが無い情報については、ものすごい勢いで隠れたがるのは、道理。
逆に煙幕のごとく、無価値な情報や、むしろ有害な情報ばかりが流通するようになるのも、道理。

悪貨は良貨を駆逐する」って、こういう時に使うので合ってる?


ともあれ、ようやく3rdステージがやってきたなという手応えを感じはじめています。
ドッグイヤーと言われつつ、意外とのんびりしているんですよね。
今度こそ、この波に乗ってやりたい。いや、相変わらず準備ぜんぜん足りないですし、自信も無いですけど。

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