まず前提条件。
1) RedHatベースのディストリビューション(あたりまえ)
2) コンパイル環境(あたりまえ)
以上。細かいことはいちいち書いていられないので、ここで突っかかっている人はスキルを上げてください(苦笑)
で、自分のホームディレクトリに.rpmrcと.rpmmacrosというファイルを作る。
.rpmrc
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optflags: i386 -O9 -Os -mcpu=k6 -pipe -funroll-all-loops
.rpmmacros
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%_topdir /home/takano/var/RPM
オプション・ディレクトリ等は適宜変更のコト。
で、上記の例だと/home/takano/var/RPM/SOURCESというディレクトリに、gnome-libs-1.2.0.tar.gzを置く。
あとは、
$ cd /home/takano/var/RPM/SOURCES
$ rpm -tb gnome-libs-1.2.0.tar.gz
として、コンパイルが終わるのをじっと待つべし。
どういう仕掛けかというと、rpmコマンドの-tbオプションは、tarball中に含まれる.specファイルを利用してパッケージを作成するようになっている。
SPECファイルの解説で、日本語で読めるものは、Kondaraで配っているものが一番わかりやすい。
http://www.kondara.org/docs/Kondara-RPM-HOWTO/Kondara-RPM-HOWTO.html
からどうぞ。
もっとも、コード本体に比べてspecファイルは保守が甘くなっていることが多いので、うまくコンパイルできないことも結構ある。
そういう場合は、SPECファイルを取り出して格闘してください。
格闘の結果は(それぞれの)本家に投げるとなおよろしい。
最後に。本家で配っているモノは、日本語環境ですんなり動くとは限らないのでご注意を。
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