そもそもはJFに、「Bridging mini-Howto」なんてものをみつけたのが間違いのもと。原文もあたってみたけど、brcfgなんてモノを使うこと自体が古すぎて(2.0時代の遺物)すっかり惑わされてしまった。
さらにごそごそあたってみると、bridgeまわりの最新情報はThe bridge home pageを当たるのが正解で、Linux BRIDGE-STP-HOWTOを見ていていろいろごそごそ。なんでも、brcfgは廃止でbrctlを使えとのこと。
…しかし、言われたとおりにやるだけじゃもちろん駄目。
結論からいうと、Lucent謹製の(無線LANアクセスポイント用)ファームウエアはEtherのFROMアドレスだかなんだかを叩き落としているらしい。んで、アクセスポイントとして機能するファームそのものを持っているのがLucentしかないらしいんだな。うちのはメルコなのだけど、恐らく買ってるように思う。
むー。Ether bridgeって、見た目そんなむつかしいもんじゃないと思っていたのだけど(VMwareがいとも簡単に実現していたので)、いろいろややこしいのだということを改めて知る。
結局、新たにサブネットを切り直し、全部IP振り直して…という、普通のrouter BOX的な作業をするハメになった。こっちは実績があるんだから、最初からこうすりゃよかったのにね。
あわよくばLinuxベースのアクセスポイントを、などとも思ったのだけど、Linux PCMCIA所収のドライバは、いずれもアクセスポイント設定が実装されていない。(iwconfig見たらそれっぽい記述があったのにできないので、思わずwvlan_csのソース追っちゃったよ。しっかり未実装で、よくみりゃwvlan_csのmanページにもそう書いてあった)
うーん、まだまだ「欲しいヤツは自分で作れ」の世界なのだろうか。
で、表題に戻る。JFに限ったことじゃないのだけど、現状に即していない文書はとっととobsoluteしてくんないかな、などと思った次第。
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