「すごいぞ」なんて書いておいて、一日で反旗を翻しちゃうのもナンなんですが、Snap.Shotでは使えないということが判明しちゃってちょっとがっかり。
というのは、このサーバ、もうバーチャルドメイン詰め込みまくりの共用サーバであるのだけど、VirtualHostごとの個別設定みたいなものにmod_gzipは対応していないみたいなのだ。
自分は最初、mod_gzipは包括的なwrapperになるとだと思っていたのだけど、中身を見ているとどうもそうではなくって、
a) 動的ページ(ファイル)
b) 静的ページ(ファイル)
で振り分けて、内部で完全に扱いを変えちゃってるみたいで。うーん。
そもそも、「動的ページ」と「静的ページ」の振り分けもアヤシイし(ハンドラの有無で判別しているような)、CGI以外の動的生成サーバに対応しているかどうか(いちおうPHPには対応しようとしているらしい)、はたまたmod_rewriteによるURLの置き換えに、臨機応変に対応できないようだ。
で、どちらが原因か特定できていないのだけど、このサーバでmod_gzipを仕掛けようとすると、別のサーバのページが表示されてしまう始末で、「こりゃぁアカン」と思った次第。
この実装では、このへんの問題点を直してくのってムチャクチャ大変そうに見えるんですけど。
と、いうわけでmod_gzipの用途は、あまり複雑なハンドラ切りをしていない単ホストサーバでの運用に限定しておいたほうがよさそう。
…と、言いたいところなのだけど、現バージョンでは圧縮コンテンツを実際に吐き出すほうも、なんだかアヤシイ。とりあえずは様子見したほうがよさそうだなぁ、惜しい。
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