読んでぶったまげたのだが、ネスケは一度IEにデフォルトブラウザの権限を取られてしまうと、取り返すための主張を一切しないらしい。prefs.jsをエディタで書き換えれ、って、全くなんてこった。これでは普通のヒトはIEになってしまったら二度と帰ってこれないじゃないか。
手元の某サイトによるsurvey(何のことか、分かるヒトには分かるだろうけど)によると、なんとネスケのシェアは今や5%程度しかない。まぁ、昔から使っている人の、Web人口比率が下がっているのが主な原因で、絶対数はそんなに減っていないと思うのだけど、なんとも悲しい限りだ。
ところで、IEのどこがダメダメかって?
もともと、
1. new windowを開いたときに、browser homeではなく、直前に開いたページを開いてしまう
2. default font sizeをポイント単位で指定できない
3. tableタグをちゃんと閉じていないページでも無理矢理表示してしまう
4. ウィンドウサイズがtwip指定
というのが既知事項としてあったのだけど、それより何より今回アタマにきたのが、
5. browser cacheの挙動がムチャクチャ
というやつだ。
どうも触っている限りだと、GETだろうとPOSTだろうと、同一URLのページは1枚しかキャッシュしない。つまり、同一スクリプト(あるいはphpとかservletでもいいけど)でぐるぐるまわしていくページをbackで戻っていこうとすると、とんでもないことになってしまう。
ネスケ4では当たり前の実装が、そんなに難しいことか?
こんなウンコブラウザ、よく皆使っているなぁ。
…と思ったのだけど、ネスケ6でも実装は似たようなものらしい。ネスケ6ではさすがに戻るときには「再POSTしなくちゃならんがいいかね」と警告が出るのだけど、そんな実装アリですか。
ともあれ、ネスケ4がいかに素晴らしいブラウザだったのかを再確認する日々であった。
スタイルシート?XSLT?要らんイランいらんっ!!!
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