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[雑談] 「タブブラウザ」とは何ぞや?
03/17/2001 01:22 (投稿者:たかの)

通常は大抵Linuxシンパのワタクシではありますが、さすがにサブノートにはLinuxを入れる気にもなれず(ヘタレ)、Windows98を使っていたりします。
で、普段は軽さからネスケ4.76愛用で、Windowsでさえ現在のトレンドであるIEとは一線を画する環境だったりします。
ええぃ、くどいな。このオレサマがIEを真面目に使ってみようかと試した話だよ。

ええと、書きながら「ここの読者には無用の記事なんじゃないか」などと思ってもきましたが、めげずにいきます。

IEのシェアは今やネット人口の85%〜90%くらいで推移しているらしく、かつてのネスケ帝国はどこへやら。
で、この原因を自分は「IEインストールベースのPCが繁栄してきたせいで、決してネスケの能力が劣るせいじゃない」と思ってきたのだけど、そうでもないらしい。

今までネスケ(4.0系)を愛用してきた理由。

 「速さ」

これに尽きる。
えっ?と思うIE常用者の皆さんは、たぶんIEのほうが早いと思いこんでいることでしょう。
たしかにテーブル等の複雑なページを初回にレンダリングするときにはIEのほうが早い。これはレンダリング性能の問題というよりは、「計算項目が確定するまでレンダリングしないネスケ」と「とりあえず表示してしまって後で再描画するIE」の差といってもいい。
ところがキャッシュされたページとか、ローカルページのレンダリングでは、明らかにネスケのほうが早いのだ。
とくに自分のように、ブラウザ窓を20枚くらい広げている場合その差は歴然。
そのほかにも、キャッシュとして使うディスク容量の制限方法とか、新規ウィンドウ生成時の挙動とか、「ネスケでなくてはならない」理由はいくつもあった。

が(前置きが長かったですが)。
「ネスケのシェアがここまで落ちてきている理由は、ほかに理由があるに違いない」と思い、手を出してみました、タブブラウザ。

ぶらうざ ぱらだいすを見ると多くの亜流が存在するようだが、その基本は「MDIである」という点である。
つまり、「Windowsのウンコタレなリソース管理機構に任せてパカパカ窓を開くのはヤメて、アプリケーション自身ではひとつのHTMLコンポーネントしか持たない」という思想で、リソースの消費を押さえる、ということのようだ(※)。
なるほど、灯台もと暗し。「常時接続」or「キャッシュがそれなりに効く」という前提であれば、再描画のための履歴保持にはページそのものを保存しておく必要は無い訳で、かなりのリソース削減が見込めるはずだ。
※これはタブブラウザの実装にもよると思うので、ひょっとしたらそうでないウンコタレなタブブラウザも多数存在するかもしれん。

mozillaも同様の性能を得ようと画策すべく奮闘しているようだけれども、この分野ではどうにもIEに大きく離されているようだ。mozillaのウンコタレぶりのひとつに、「GIFアニメをバックグラウンドでも再生し続ける」というしょうもない実装がある。「NGlayoutは軽い」なんてまやかしの噂がひと頃流れたが、そんなもん大嘘だってのはgaleonで実証済み。Nautilusで気を吐くeazelも、こいつはかなり難儀だと思ってるんじゃなかろうか。

で、だ。

今回の結論。

 「今までIEを毛嫌いしてきた自分が馬鹿だった。これからはタブブラウザ経由でIE使ってみます」

「早さ」を捨ててでも使ってみるだけの価値(リソースの消費傾向)が、タブブラウザにはあるんじゃないかな、と。

※この記事もタブブラウザ「MoonBrowser」を使って書いてみています。とりあえず。

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