なんだか前フリからしてなかなか本題に入れなさそうだけど、続けてしまおう。
とにかく驚くのは、ツールを利用したアクセスが異様に多い。Wget, libwww-perl(いわゆるLWP), SpaceBison等々、なんでもござれだ。データ自体悪用されてネェかと考えると、かなり心配。
それだけならいいのだが(よくないけど)、こいつらは
Accept-Encoding: gzip
なんて親切なことは(当り前のように)知らせてくれないので、こちら側でせっかくgzip化したコンテンツを用意しても、まるで使ってくれないのだ。結果、帯域バンバン使いまくり。
ブロードバンドって「帯域バンバン無駄遣いしてください」ってことじゃネェと思うんだけどなぁ。一般ユーザの帯域が広がるつーことは、コンテンツ提供者もそれに見合った帯域を用意しなきゃならんっつーことか?
むむむ、一般公開コンテンツなんて作りたくなくなってきた。頭イタすぎ。
イタいついでに。
4.0以降のMSIEってのは、ばっちりgzip encodingに対応しているとばっかり思っていたのだが、どうもそうとは限らないのだと知って愕然とした。ちゃんと調べたつもりだったのに、調べ方が足りなかったなぁ。
どういうことかというと、「基本的には」4.0以降であれば対応している。但し!これはIEのオプションで「HTTP/1.1を喋る」設定にした場合に限ってのことなのだ。
インストール時のデフォルトは確か「通常: HTTP/1.1を喋る」「Proxy: HTTP/1.1を喋らない」という設定になっていたハズ。つまり、世の中には
Accept-Encoding: gzip
をよこしてくれないIEってのが無数に存在する!冗談じゃネェよ。
ものは試しと、Accept-EncodingをよこさないIEへ、
Content-Encoding: gzip
したテキストを無理矢理送り付けてみたら、見事にダウンロードモードに突入しやがった。トホホ。
つーことで、どうしてもIEを使いたいというミナサマは、是非ともHTTP/1.1を喋るように設定してください。帯域削減に貢献してください。よろしく。
p.s.
おまけ。
mod_gzip、最新版は安定してるみたいですこぶる元気ですよん。staticコンテンツとdynamicコンテンツを区別することもなくなって、ハンドラ単位で指定できるようになったみたい。
crazyにも早く入れなきゃ。うん。
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