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[Article] 「RubyつくったのはPythonのインデントが嫌いだったから」
08/23/2001 23:26 (投稿者:たかの)

石本さんに「いいからほっとけ」と言われるシリーズ(しつこい?)
CNET Japanより、「オープンソース手法を上手に活かすライフワークとしての言語開発
そういえば、氏の顔を拝見したのは初めてらしい。ダチョウ倶楽部の上島に似てる?

表題の「インデントが嫌いだったから」は、3ページ目の「例えばPythonの場合、インデントで構造を表現しようとするけど、僕はあれが嫌いなんです。」というところから。

むむむ。それを言ったら、僕はRuby holder(いい呼び方が思い付かなかったので、こう呼ばせてもらう)の「Rubyいいだろ光線」が嫌いです。もしそれが無かったら、PythonにゆかずにRubyに行ってたかもしれないなぁ。少なくとも3割増しくらいにはなりそうだ。

インデントの件に関しては、いくら言語でコーディングスタイルまで規制しても、いくらでも汚く書けるのだということがよく分かった(ZWikiのソースとか読んだら汚いんだまたこれが)ので、ちょっとだけ氏に賛成。…でもだったらPerlでいいじゃん、というのが現在の私の見解かな。
Rubyでもやっぱりダメな奴が書くと、とことん汚い(というのは随分前に体験済)。逆にPerlでもWizardが書けば、ちゃんとオブジェクト指向なソースになるということが、よく分かった。

だったら、あとは付随物勝負。

・Perlの魅力は、とにもかくにもその膨大な資産。
・Pythonの魅力は、Pure Javaで動く「Jython」や、Apacheモジュールである「mod_snake」、「Stackless Python」みたいな実稼働環境の充実。
・さてRubyは…?

というと、私にはサッパリなんだよねぇ。
Ruby holderのミナサマ、もし読んでたら、上記の「さてRubyは…」の後を是非埋めてくださいな。

「本格的オブジェクト指向」とかゆうのは、もう聞き飽きたので却下ね。

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