すべてを匿名にするべからず

無節操なフリーメールの利用に思うこと

まだ編集中。wikiに非公開設定みたいなのがあればいいのに。

突然ですが。

私は「@hotmail.com」や「@yahoo.com」といった、フリーメールアカウントからのメールを、すべて「INBOX.SPAM.DOUBT」というメールボックスに配信するようにしています。理由？もちろん、私に用のないメールが 飽きもせず 毎日送られてくるからです。

手軽さもあいまって、フリーメールの利用者は倍々ゲームで増えつづけています。しかしその手軽さを利用して、 相手の都合も考えずにメールを出す人 も同じように増え続けています。

私のもとには毎日200通程度のメールが届きます。大半はメーリングリストや仕事のメール、それに離れた友人とのやりとりですが、その中に「SPAM」と呼ばれる無差別ダイレクトメールが10通ほどで、これは日に日に増えています。

「メールアドレスを公開しているのだから、メールが届くのは当たり前だ」と思われる方もおられるかもしれません。それでも私は 本当に私自身に連絡をとりたい人のために メールアドレスを公開しています。見ず知らずの用のない人からメールを受け取りたいわけでは 決してありません 。

けれども、これをメールの差出人に伝えるのは容易なことではありませんし、なにより受け取りたくもないメールを「送るな」というために、わざわざ毎日10通の「いりませんメール」を書くなんて馬鹿げたことです。

そこで私は冒頭の自衛策を講じています。冒頭の措置はその一環です。つまり、「危険な目に遭いたくないからスラム街に近づかない」のと同じ理由で、「好ましくないと思われる人たちからのメールは、一律に段ボール箱に放り込んでしまえ」です。 段ボール箱を開けて中を見るのは3日後かもしれませんし、3ヶ月後かもしれません。あるいは、中も見ずにそのまま捨ててしまうかもしれません。

フリーメールは確かに便利なものだと思います。事情で仕方なく使っていることもあるでしょう。 ただ、ちょっとだけ考えて欲しいのです。

「スラム街に段ボールハウスを構えるようなものだ」とはいいませんが、 「フリーメールを使う人は好ましくない人が多い」と思っている人間が、ここに居る ということを。

（未完）

参考

これをマトモにするよりも、このへん見てもらったほうがいいかもですね。

http://www2g.biglobe.ne.jp/%7Estakasa/spam/fenxi-spam.html#mianfei

その後の動き

(takano:2002-4-24) 文章を書いたら日付を入れるべきだと痛感。↑は、2000年の下半期くらいに書いたものだ（たしか）。

で、その後Spamをとりまく状況ってずいぶんと変わってきている。 つづきはRealtimeBlackListで。