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MaxRequestsPerChild |
Apacheのディレクティブ(設定項目)のひとつ。
ドキュメントをちゃんと読んでたり、そうでなくてもそれなりの知識があればこんな勘違いはしないのだが(こんなんばっか)、これを私はつい最近まで 「ひとつの子プロセスが同時に受けられる最大数」 だと思っていた。んで、「そんなにいっぺんに受けられるわけないやん」などと思いつつ150くらいにしていた。
正解は 「子プロセスを再起動するまでに受けるリクエスト数」 。どういうことかというと、OSのライブラリ不備やApache自身のバグなどでメモリリークしていたときの対策用。じわじわリークしていたとしても、「一定のリクエストを受けたら再起動する」ことで、リークの影響を抑えよう、というための設定。 0にすれば(明示的に指示しなければ)再起動を一切行わない。そうでなくても「十分安定した環境だったら10,000くらいにしとけ」、などと説明されている。(心配性なので、それでも3,000くらいにしているが)
ちなみに、ひとつの子プロセスが 同時に受けられる リクエストは、当たり前ながら 1つ です。よーく考えれば、当たり前のことなんだけど。
(2006-0828 takano) 恥ずかしいついでに、このディレクティブの綴りは「MaxRequestsPerChild」が正解。 「MaxRequestPerChild」と書いたまま、何年放置していたか最早わかりませぬ。 まぁ、用があれば 原典をあたれ ということですな。